ウィーンで100年以上の歴史をもつカフェCafé Prückel。
1903年のオープン以来、数度にわたる改装を経て現在の姿になったそうです。20世紀初頭のユーゲント・シュティール様式と、1950年代の代表的なカフェインテリアを組み合わせた内装。柔らかなソファー席はとても居心地よく、時間の経つのも忘れてしまいます。夏の時期はお店の外通りにもテーブルを出して賑わっていて、その光景はSchanigartenと呼ばれ、ウィーンの風物詩の一つにもなっています。
ウィーンのカフェに必ずある新聞台には、国内外のあらゆる新聞が揃っています。コーヒー1杯で新聞を読みながら何時間もカフェでくつろぐのが当たり前。ヴィエニーズにとってのカフェとはそういう場所なのです。
ウィーンではコーヒーと煙草はワンセット!喫煙大国オーストリアではまだまだ分煙の徹底されていないお店も多いんです。私のような煙草と縁のない人間にはこのようなきちんとした分煙スペースは嬉しいかぎり。
地下には125人収容できる大きな会場があり、講演やイベントなどを開催しています。たぶんこの緑の階段の下です。
お店中央のショーケースにはウィーンの伝統的なケーキがずらり。バラエティー豊富で味にも定評があります。
hot chocolate with cream €3.90
ウィーンでコーヒーと並んでポヒュラーな飲み物といえば、ホットチョコレート。リッチなホイップクリームをたっぷりと乗せるのがヴィエナムスタイル。ここのホットチョコには心揺さぶられました。ミルクとカカオの配分も丁度よく、濃すぎず甘すぎず、最後まで飽きない美味しさ。口溶けのよい軽やかなクリームも好きです。本当に美味しくってうっとりでした♡そして気がついたら、3時間近くをこのお店で過ごしていた私。
月水金の夜7時〜10時にはピアノの生演奏があります。より一層素敵な時間を楽しめるはず。
‘Café Prückel’(プリュッケル)
Stubenring 24, 1010 Wien
定休日なし
am8:30~pm22:00
http://www.prueckel.at
(Free Wifi有)
クリスマスマーケットにて叔父と。