ホテルリッツ、ヒルトン、マドンナ邸宅などを担当するインテリア・デザイナー、デビット・コリンズが内装を手がけたことで知られるレストランカフェCALLAS(カラス)。
隣には国立オペラ劇場があります。また、カフェのあるアンドラーシ通りは世界遺産にも登録されている有名な道。
カフェのある建物は第2次世界大戦後、オペラ座のチケット売り場として使われていました。そのため前の通りと共に、この建物も文化財に指定されている貴重なものなのです。内装はブダペストのアールヌーボー様式からインスピレーションを得ており、19世紀末のアールデコと近代的な建築スタイルの融合。
ココナッツと鉛で飾られたBARスペース。
光沢のある装飾タイルは、ハンガリー南部ペーチにある有名な窯元ジョルナイのものを使用しています。ハンガリーっぽくも、ちょっぴりエジプトっぽくもあるシックでラグジュアリーな装い。このカフェは数々の映画や写真のロケ地に名前があがることも多く、一見の価値があります。
トルコ大理石のモザイクをあしらった床。
大きなミラープレート。黒い文字が有名人のサインかと思って近づくと、書かれていたのは本日のおすすめメニュー。笑
料理はハンガリーの伝統に流行を織り交ぜたインターナショナル料理。同時にスイーツにもこだわっていて、毎日20種類以上のパティシエ創作スイーツが楽しめます。
(photo taken by http://restauranthun.blog16.fc2.com/blog-entry-11.html )
実はハンガリー、フランスに次ぐ世界第2位のフォアグアの産地なんです。日本では高級食材のフォアグラも、ここでは1キロ2000円くらいで買えちゃいますよ。日本で1キロ買おうと思ったら、7万くらいはするでしょう。値段だけでなく味も良いので、是非トライしてみてください。
Borjupaprikas bacon-be tekert turos csuszaval hazi savanyusaggal 3850Ft (1Ft=約0.46円)
お昼時に訪れたこの日はランチメニューからこちらをチョイス。パプリカのビーフシチューに、ベーコンでパスタとラードを巻いたものが添えられています。パスタはグラタンのように柔らかくコッテリしていて、あっさりしたビーフシチューと好相性。付け合わせの黄色いパプリカのピクルスも美味しかったです。
夜はキャンドルライトの中、ピアノやチェロの生演奏というムーディーなサービスもあるそう。オペラの前後は混むので、予約をおすすめします。
‘Callas’(カラス)
1067 Budapest, Andrássy út 20
毎日 10:00~pm0:00
Free Wifi有
http://www.callascafe.hu/index_en.html
ウェイターさんに頼んだら写真お上手でした。