「もう一度パリへ行くことがあるなら、もう一度このサロンに来たい。」コロロヴァを訪れた人の多くがそう言うように私も大好きな場所です。これからパリへ行く人には絶対ここのスイーツ食べてほしい!
2012年にオープンしたお店があるのは、パリの中でも特にお洒落な6区。小さなギャラリーやブティックが建ち並び、知的で洗練された雰囲気をもつ場所です。
店内は白い壁に自然光の差し込むヘルシーな雰囲気。シンプルな空間に置かれたビビットな家具やアート作品が目を引きます。
様々なアーティストの作品が展示されています。全て販売しているため、来るたびに新しいものを発見できるのも楽しい!
チュニジアの絨毯を使ったカラフルで個性的なイスが可愛くてお気に入り。よく見ると全部デザインが違うんです。食器やインテリアにも鮮やかな色を多く使っていて、インドネシアなどのアジアのものだそう。
カウンターや棚として使われている木を重ねたようなデザインのショーケースは、Espace Vitrineのオーダーメイド。
コロロヴァという店名はポーランド語で「カラフル」の意。幼少期をタイやチュニジアなどで過ごしたオーナーの婚約者シャルロットさんの当時の記憶がお店づくりに生かされています。伝統的なスタイルのカフェが多いフランスでは、まだ珍しいスタイルのサロン・ド・テではないでしょうか。
インテリアだけでなく、お菓子づくりにもその想いは込められていて、ショーケースの中はとても鮮やか。
オーナーでパティシエのギヨーム・ジルさんは、名誉あるフランスの料理学校Ecoles Grégoire et Ferrandiを卒業。星付きレストラン「Hélène Darroze」などで経験を積んでいるためスイーツも料理もかなりの本格派。「伝統的なお菓子が好き」と語るギヨームさんのスイーツは、鮮やかでありながらもシンプルで丁寧に作られています。
ショーケース前の厨房はガラス張りになっていて、お菓子を作るパティシエたちの姿を見ることが可能。みるみるうちに売れていき、次から次へと個性的な出来立てスイーツが並べられていきます。
Chou Do Jour €4.5
Organic Tea €5.0
チョコシュークリームと紅茶を注文。これがとっても軽やかで忘れられない美味しさ!
たっぷりのカカオクリームの中には、甘酸っぱいパッションフルーツのムースが。カカオクリームには少しお酒が効いているから、甘すぎない大人の味。上にかかっているたっぷりのココアパウダーが苦みをプラスしていてバランスも良いです。シューはサクサクで全体的に軽いので、このときお腹いっぱいだったけどペロッと食べられちゃいました!
Colorova patisserie(コロロヴァ)
47 rue de l’Abbe-Gregoire 75006, Paris
火-土 9:00~19:00
日 10:00~19:00
https://www.facebook.com/Orlova2013
パリでは珍しく週末も営業。土日の過ごし方に悩んだら思い出してね。